今回ご紹介するのはあのメンタリスト daigo さんが価格の10倍以上の価値があると大絶賛したジョン・ケープルズさんの
『ザ・コピーライティング ~心の琴線に触れる言葉の法則~』です
著者のジョンケープルズさんが書いたこの本は広告業界のバイブル決定版と言われてロングセラーにもなっています。この本には一言でいうと『言葉だけで文章だけで人の心をわしづかみにし動かす方法』が書かれています。
コピーライティングはすべてのビジネスに通じるスキルです。集客や売上に直結するスキルなのでプレゼンや営業で人を引きつけたいと思っている方や人前で話すことの多い管理職の方、またブログやYouTubeを運営している方、これから就職面接をする学生まで幅広い層の方にぜひ読んでもらいたい一冊です。
実際に行うことはとてもシンプルで『それくらいわかっている』と一蹴してしまいそうなことばかりですが以外にもそれらを必ず実践できているという方は非常に少ないです。私自身読んでいて、当たり前のことばかりだなと思っていましたが、実は足りていない部分ばかりでした。今回簡単に概要をまとめていきますのでぜひご覧ください。
また、お忙しい方は2.だけでもご覧になって頂ければと思います。
著者のジョン・ケープルズさんとは何者?
皆さんは今回ご紹介する『 ザ・コピーライティング ~心の琴線に触れる言葉の法則~ 』の著者であるジョン・ケープルズさんをご存知でしょうか?私はもちろんんまったく知りませんでした。
本の信ぴょう性にもかかわる重要な部分ですので簡単にご紹介できたらと思います。
ジョンケープルさんは科学的な広告の先駆者であり、アメリカの広告業界で58年間も活躍し続けた伝説的コピーライターです。その長い現役コピーライター人生でテストを何度も繰り返して効果を検証し続ける科学的広告を常に目指し続けていました。
その経験と知識が認められて
・1973年アメリカのコピーライター殿堂入り
・1977年アメリカの広告業界殿堂入り
上記のような偉業を達成することで、伝説的コピーライターと呼ばれるようになりました。そんなジョンケープルさんが書いたこの本は広告業界のバイブル決定版と言われてロングセラーにもなっています。
人を惹きつける文章の注意事項3選をご紹介!!
それでは実践的な文章や言葉の注意点についてご紹介していきます。自身に当てはまる部分はないかなども確かめながらご確認くださいね
売り上げにつながらないNG文章とは!
まず一つ目の、売り上げにつながらないNG文章についてご紹介していきます。
・ポエムのような文章
・ナルシスト気味な文章
・誇大広告のような文章
上記のような文章は基本的にNG文章となります。
ポエムのような文章は自己満足で終わりがちで読者の共感を得たとしても、売り上げには直結しません。
次のナルシスト気味な文章ですが、イメージとしては中二病なナルシストのラブレターをイメージしてみてください。もし読者の方で中学時代に恋人にラブソングを作った方がいらっしゃいましたらそれを想像していただければわかりやすいかと思います。どうでしょうか?恥ずかしくて最後まで聞いてられませんよね?最後まで読んでいられないですし、聞いているのも難しいですので当然ながら売り上げにはつながりません。
最後に誇大広告についてですが、こちらは近年では効果のないものとして認知されています。何故なら消費者の方に耐性が既にあることが多く、運よく騙すことができたとしてもその後に悪評がたってしまうことになるので、継続的に収益を発生させることができなくなってしまいます。そのようなことから自身の信用を傷つけるだけとなるのでお勧めできないということです。
広告は見出しがすべて!!
広告と聞いて自分には関係なさそうと思うかもしれませんが、こちらのポイントはそこではありません。例えば皆さんも見たことがあると思いますが、YouTubeのタイトルやGoogleの検索結果なども該当します。見出しはすべてのお客様とのファーストコンタクトになるのでここで興味を惹くことができなければ視聴されたり読んでもらったりはできません。
会社員の方であれば取引先との交渉やプレゼン、営業などでも冒頭で興味付けができなければ相手にとっては退屈な時間にしかならないのです。こちらの書籍をお勧めしているDaigoさんも極論ですが、本文はどうでも良くて見出しの方がよほど大事とまで豪語するほどです。それほど見出しやタイトルは超重要なんです。
人を惹きつける訴求方法
3つ目のポイントについてはターゲットと提供したい価値が決まった後のキャッチコピーにまつわるお話です。本書では検証済みの35種の方法が登場しますが、35種すべてをご紹介すると大変な長文となってしまうため、比較的取り組みやすい訴求方法を4つ厳選してご紹介していきます。
- 情報の訴求
新しい情報を伝えるコピーは注意を引きやすく集客効果が見込めます。例としては下記のような文言になります。
発表、いよいよ、日付や年、ニュースネタ風な言い回し、ご紹介、ついに etc…
例えば2021年現在、私のPCで『スマホ』『アプリ』とGoogleで検索すると一番上に表示されるのが、下記のタイトル記事になります。
『【2021年】いま、最もおすすめのアプリランキング TOP10』
コチラを検証するとまず 【2021年】 との文字が最初に目に入りますよね。日付や年を入れることでこの記事が私が検索した時点で最新の情報を提供している記事であることがわかります。このように上位表示されている記事は、基本をしっかりとおさえていることが多いですね。
- 価格訴求
どのような商材を取り扱う場合でも重要なのは価格ですよね。これは何もモノを売る業種に限ったことではありません様々な価値を提供している業種すべてに言える事です。主に下記の用語で興味付けを行います。
割引、特価、無料、有料級 etc…
昨今人気の『プログラミング学習』について検索すると下記のようなサイトが上位表示されます。
『無料で学べるプログラミングの学習サイト!おすすめ22選【2021年1月版】』
プログラミングの学習には教材費がかかったりスクールなどに通うと高額になることが多いですが、無料で学ぶことができるということで、興味がわきますよね。また、前述の通りコチラも 【2021年1月版】 と2021年、現在の最新版であることが明記されているので情報が新しいことがわかります。
- エピソード訴求
その人の体験談を情報として提供することもおすすめの訴求方法となります。実際に体験したことですので感情移入がしやすかったり、理解のしやすさもあるので頭に残りやすいです。実際に『フリーランス』などで検索すると下記のタイトルが上位表示されました。
『僕が実務未経験でフリーランスになるまでの全過程』
こちらは記事を執筆している方の実体験に基づいて書かれていることがわかります。また、誰もが初めは未経験ですので、これからフリーランスを目指したい読者にとっては自身にも当てはまることが多いのではないかと思います。
- キーワード訴求
最後になりますが、4つ目がキーワードによる訴求です。人がついつい知りたくなるような興味を惹きやすいワードを使用して表現されます。実は前述した3つの訴求方法すべてを包括しております。主なキーワードとしては下記となります。
方法、手順、理由、おすすめ etc…
ご覧いただけるとわかる通り、上記の訴求方法でご紹介した検索結果のタイトルは『おすすめ』や『手順』に関する記述が多いことがわかりますよね。このように今回ご紹介した用語を使用することでグッとお客様の興味を惹くことができるので様々な分野て利用することができますし、見ている側としてはとてもシンプルで分かりやすいワードですよね。
まとめ
いかがでしょうか。今回はジョン・ケープルズさんの
『ザ・コピーライティング ~心の琴線に触れる言葉の法則~』
についてご紹介させていただきました。今回ご紹介した内容はほんの一部となっていますので、ぜひ興味を持っていただいた方は本書をご覧になってみてください。
いかに言葉やタイトルの重要性が理解できるものとなっています。一度見につけることができれば生涯役に立つスキルだと思います。さらに、記載している内容は比較的実践しやすいものであることが多いので、どなたでも明日から始めることができます。皆様のお仕事や趣味などに少しでも本記事がお役に立てればと思います。