メンズにも効果的な家庭用脱毛器を購入しようと決意をしてもいったいどれを選べば良いのかわからない!なんてお悩みに剛毛男性の私が実際に使用した経験から購入前に絶対に確認しておくべきポイントを5つご紹介していきます。
家庭用脱毛器の種類
家庭用脱毛器には主にレーザー脱毛器とフラッシュ脱毛器(光脱毛器)の2種類があります。それぞれに特徴がありますのでしっかりと確認してご自身のニーズにあったものを選びましょう!
脱毛器の種類 | レーザー脱毛器 | フラッシュ脱毛器 |
---|---|---|
照射面積 | 狭い | 広い |
出力 | 高い | レーザー脱毛器よりは低い |
痛み | 痛みを伴いやすい | 痛みを伴いにくい |
VIO | 不可 | 機器によってはVIOも可 |
レーザー脱毛器
メリット
- 高出力では男性の青髭にも高い効果を発揮する
- しっかりと脱毛できるので照射頻度が少なくて済む
デメリット
- 高出力なので痛みが出やすい
- 照射範囲が狭いので広範囲を処理するのに時間がかかる
- 効果が高い分、腫れも強いのでクールダウンの期間を長めにとる必要がある
フラッシュ脱毛器
メリット
- 照射範囲が広いので広範囲を処理する際に短時間で行うことができる
- 痛みが少なく、腫れも最小限でダウンタイムも少なくて済みます
デメリット
- 出力が抑えられているので長期間継続が必要
- 機種によって性能差や価格差(約3000円~10万円)がある
- 青髭には効果が出にくい
家庭用脱毛器の選び方5選
家庭用脱毛器は多くのメーカーから販売されており、なかでもフラッシュ脱毛器は3000円程度から10万円を超えるものまでと価格差に大きな開きがあります。
どれを買うかで迷ったら必ず確認しておきたいポイント5選を以下にまとめましたので自身の購入目的に合わせて最適なものを選びましょう。
・照射の出力(照射レベルによる調整の可否)
・照射面積の広さ(複数の照射面積を利用できる等も要確認)
・全身を照射した際の所要時間
・照射回数(カートリッジ交換可能 or 交換不可)
・脱毛可能部位(顔やデリケートゾーン)
照射の出力(照射レベルによる調整の可否)
家庭用脱毛器を選ぶ際には最もしっかりと確認しておきたいポイントとなります。脱毛器を購入する目的として当たり前ですが脱毛ができるのかどうかですよね。
毛の量が減ることで日々のムダ毛ケアを大幅に短縮できるようになりますので時間的な余裕が生まれます。そもそも効果がなければ購入する意味がありませんので絶対に見落とせないです。
では脱毛器の出力はどのようにして確認すればよいのでしょうか?その目安となるのは照射時の出力を表す『J(ジュール)』と言われる単位です。
これが高いほどに出力が高くなるということになります。ですが、1点注意としては出力が高ければ高いほど皮膚に与える熱ダメージも高くなるということです。
前述しての通り、レーザー脱毛器などはとても出力が高く効果的ですが、リスクとして肌トラブルが起きやすい点が挙げられます。
しっかりと出力を制限してコントロールすることでリスクを下げることは可能ですが、男性の剛毛は個人差はありますがある程度の腫れや赤みは許容する必要があるかもしれません。
家庭用脱毛器購入の際、出力の目安としたいのは最低でも10J(ジュール)以上を目安にしたいです。
理由としては多くの脱毛サロンでは実際の施術時の照射レベルが約6~8J(ジュール)であるということ。また、実際の使用感として脱毛サロンの脱毛器より表示されている出力より弱いことが挙げられます。
上記のことから脱毛サロンで使用されている脱毛器より出力が少し高めを選ぶことでしっかりと効果を実感することができるかと思います。
私の場合は脱毛サロンでは6J(ジュール)では全く効果を感じませんでしたが、8J(ジュール)では1週間ほどで脱毛を実感することができました。
ですが、家庭用脱毛器の場合はこれらの低出力では効果を感じることができず、より出力の高い17J(ジュール)や22J(ジュール)の高出力を出せる機器を使用していました。
・照射面積の広さ(複数の照射面積を利用できる等も要確認)
照射面積についても男性の脱毛ではとても大事なポイントです。例えば、髭のみ脱毛したいなどの要望があった場合は細部に照射しやすい細身の照射面が作業しやすいですし、足や腕などの比較的広い部分を脱毛したい場合は照射面積の広い脱毛器が作業効率が良いです。
自身の脱毛の希望部位によって選ぶ商品も変わりますし、商品によってはアタッチメントを変えることで照射面積を自在に変更できる機器などもあります。
作業効率に大きくかかわる部位ですので長期間の継続が必要な脱毛器だからこそ時間効率を考える必要がありますので購入前にしっかりと確認するようにしましょう。
私事ですが、照射面の狭い脱毛器を購入してしまい広範囲の照射がめんどくさくなってしまい5万円した脱毛器を使用しなくなってしまった過去があります。私のようにならないようにご注意くださいね。
全身を照射した際の所要時間
上記の照射面積にも関連する内容となりますが、自身の照射したい部位が広範囲の場合は所要時間もとても大切です。家庭用脱毛器では週1~2のサイクルで照射が必要と言われることが多いですが、いかに短時間で施術することが可能なのかという部分は継続するうえではぜひ確認しておきたいです。
いくら効果の高いものでも『一回の施術に3時間かかります!』なんて言われてしまったら最初はできてもそのうち絶対に面倒になってきますよね?私なら継続することは無理です!!
照射面積を確認したら、一回の照射時間や連続照射ができるかなどもチェックするようにしましょう。機器によって異なりますが、1回照射するのにその都度チャージする時間があったり、連続での照射は効果が下がるなどのデメリットを抱えている商品がありますので事前に確認しておきましょう。
照射回数(カートリッジ交換可能 or 交換不可)
家庭用脱毛器には照射回数というものが設定されていることがあります。照射回数を使い切ってしまうと脱毛をすることができなくなり交換が必要となります。
交換の際にはカートリッジを購入して付け替えるだけで再度使用できるようになるものや本体内蔵のためカートリッジの交換不可の機種などがあります。本体内蔵になってしまうと商品ごと新しく買い替えが必要となってしまいます。
注意しておきたい点としては照射回数はあくまで最大回数ということです。実はほとんどの脱毛器には照射レベルが複数存在しており、より高い出力を使用し続けることで大幅に照射回数が減っていきます。
例としては某有名脱毛器では300万回という破格の照射回数が公式にてアナウンスされていますが、最大出力で使い続けると約50万回にまで照射回数は下がります。
それでも50万回もあれば家族で使用しても問題ない場合がほとんどなので気にする必要はないかもしれませんが、大人数での使用を検討していたり、剛毛過ぎて不安という場合にはカートリッジ交換のできる機器を購入することをお勧めします。
脱毛可能部位(顔やデリケートゾーン)
ご自身の脱毛のニーズによって重要度は変わるかもしれませんが、最近では日本人の男性にもVIOなどのデリケートゾーンのケアが浸透してきました。ですが、家庭用脱毛器ではご自身で施術するという性質上、肌トラブルなどのリスクを伴いやすいのでデリケートゾーンの使用を推奨していない脱毛器が多くあります。
もし家庭用脱毛器でVIOなどのデリケートゾーンもケアしたいと考えている方は機種が対応しているかなども事前に確認してから購入しましょう。
脱毛器1種類だけでは不安もある
家庭用脱毛器はほとんどの機種が身体の体毛に幅広く対応しています。ですが、男性の場合は髭という最も厄介な剛毛があります。これは家庭用脱毛器ではとても効果が出にくいです。
基本的に公式ページなどでも『処理できます!』などと記載があっても実際に効果を実感するまでには少なくとも半年以上の長期間の継続が必要です。
実際に脱毛サロンなどでは部位によって使用する機器を変えており、髭にはより高出力な機器を使用する場合があります。
髭があまり濃くない人には良いかもしれませんが、剛毛な方などには髭用の高出力の脱毛器と身体用の広範囲の照射可能な脱毛器の2種類を用意するのが良いかもしれません。
その方がより効率的に使い分けることができるので全身脱毛を目指したい方には多少、コストは上がりますが、それでもサロン脱毛よりは断然安いのでお勧めです。